日曜俳句教室


日曜俳句教室・第1回


朝日カルチャーセンター・新宿の「日曜俳句教室」の講座を受けることにしました。


講師は小川軽舟先生と大石香代子先生


日程は10、11、12月の月1回の日曜日全3回を申し込みました。
テキストは藤田湘子「新版20週俳句入門」です。
丁度この本を持っていたのもこの講座を申し込むきっかけになりました。
その後この講座は1、2、3月まであり全6回のコースで前期と後期に分かれていたことがわかりました。


2月3月には娘の所(フロリダ)に行く予定になっているので3回講座でよかったと思っていました。
まさか後期があるとは思わなかったので申込みを慎重にすればよかったとちょっと後悔しました。


ちなみに後期の1、2、3月の申し込みはは11月にあるようです。


ところで講師についてあまり詳しくなく講座は曜日優先で申し込みましたが
小浜杜子男先生は「鷹」の同人、大石香代子先生も「鷹」の同人、小川軽舟先生は「鷹」の主宰でした。
皆さんは良くご存知でしょうが私は「鷹」といわれても良くわからず調べたところ藤田湘子先生が主宰だったようで亡くなって小川軽舟先生があとを引き継いだようです。


華子さんや清子さんのブログでも小川軽舟先生のお名前を目にします。人気があるのでしょうか?


私はどちらかと言うと「いつき組」の組員を名乗り続けたいのですがこれからはどうなるか解りませんが色々なところで俳句を勉強したいと思っています。


さて第1回26年10月19日の講座です。
先にいっておきますが軽舟先生はいらっしゃいませんでした。


今日は早めに教室に入りました。
4.5人の方がいらしていてはじめてですがと挨拶をして何処に座ったらよいか聞いて席につきました。
カルチャーの係りの人が来て手引きのメモをくれました。
それにそって出席簿と名札を確認。
全部で24名今回新規は私1人であとは皆継続と書いてありました。
隣に座った方がいろいろ教えてくださいました。
投句用紙に3句記入。
それを今日の係りの人に提出。
すると大石先生らしき方がずいぶん早く教室にいらっしゃいました。
手際よく当番の係りの人と作業をしていました。
そして私の所にきて句歴などをきかれ教室の進行状況などをこまかく説明してくださいました。
というのは新規が私1人だってからです。
この教室は3年になるとおっしゃっていました。


時間になり20名(女性17名男性3名)で講義がはじまりました。
まず大石先生から皆さんに私を紹介してくださいました。
そして皆が出した投句用紙がカルチャーの係りの人によってコピーにまわされました。
最初の30分は次回の課題の「けり」の句の鑑賞です。
大石先生はマイクをつかって解説してくださいました。
鑑賞が終了してコピーが出来上がり選句です。
20名各3句合計60句内4句選です。
自分が書いた投句用紙(清記用紙)がそのままコピーされるので何時かは文字で誰の句かがわかってしまうでしょうね。
大高教室では投句の短冊をシャッフルして清記用紙に皆で記入したのでこちらは誰の句か絶対わかりませんでした。
コピーでもいろいろだと思いました。
また選句中は名札を伏せて選句が終わったら名札を出します。
これはいいアイデアだと思いました。
選句を終わった方はトイレタイムをとっていました。
披講はマイクをつかって順番にまわりました。
点盛りは当番の係りの人がおこないます。
最後は大石先生の選句。
○が21句◎が3句。
続いて大石先生の講評。
1番から当番の係りの人が点数を発表しながら大石先生は全部の句の講評を行い名のりをします。
その後質問時間をとってくださり2、3人の方の質問がありました。
そして次回の「けり」の宿題の句の再度の解説があり終了時間の3時を少し過ぎて終了になりました。
カルチャーの方が片付けにきたので名簿をいただけますかと聞くと個人情報に関することで名簿は作っていませんと言われました。
次回は出席名簿で名前をチェックすることになりそうです。
大石先生に挨拶に行くとこれからお茶しますから一緒にどうぞと言われそれではと後に続きました。
二次会ともいえる喫茶店には16名が集いました。
私は初めてだということで大石先生の隣に座らせて頂きました。
大石先生はとても気さくで元気で若々しい先生です。
選句で○はまあまあで◎がもらえるように頑張ってくださいともおっしゃっていました。
大石先生は学生時代に我町の隣町に住んでいたとか歌舞伎が好きと言う話で盛り上がりでも役者と演目が思い出だせなくて二人で大笑いしたり先生の子供のころの話などをしてくださりより親しみがわきました。
大石先生の話ではこの教室の方はほとんど鷹に入っているとおっしゃっていました。(全員ではないようですが)
ここで小川軽舟先生の名前が出ている講座なのになぜ来ないのか隣の方にこっそり聞いたところ1年に1回4月にいらっしゃるといっていました。
最近入会したという方もまだ小川軽舟先生には合っていないと残念そうに言っていました。
約1時間おしゃべりをして解散になりました。
こんなことはしばらくしていなかったのでとても疲れましたが楽しい快い疲労感の充実した1日でした。


ところで今回の俳句です。


稲妻やオセロゲームの隅取られ 
いなずまやおせろげーむのすみとられ 
季語・稲妻(秋)
1点

大石先生講評
季語の稲妻を他の季語に変えたほうが良い


赤い羽根さされ少女の毛先の香 
あかいはねさされしょうじょのけさきのか 
季語・赤い羽根(秋)
0点

大石先生講評
毛先が説明的
二次会での添削句
赤い羽根少女の甘き香りかな


手と足のネイルアートや秋祭
てとあしのねいるあーとやあきまつり 季語・秋祭(秋)
1点

大石先生講評
○ 季語が良い