句会を楽しむ


句会を楽しむ・第1回


朝日カルチャーセンター・立川の「句会を楽しむ」の講座を受けることにしました。
講師は小浜杜子男先生。
日程は10,11,12月の水曜日各2回全6回です。


ま〜驚きました!
レベルの高い講座を選んでしまった!
甘く見ていた自分が恥かしかったです。


教室についたら10名のかたが机について清記をしていました。
女性5名(私と同年輩?の方が3名、私より一回りは上?の方2名)
男性5名(私よりちょっと上?の方4名、サラリーマン風?の若いかた1名)
座る席がないので端にいた方にはじめてですがと声をかけました。
するとそのかたが幹事さんのような方をよんで席をつくってくださいました。
そして黒板に入会者と書いて私の名前をかきました。
皆さんがこちらをむいたので宜しくお願いいたしますと挨拶をして席につきました。
短冊と清記用紙を頂き席につくと隣のかたがどうすべきか教えてくださいました。
遅れてきたので(時間にはまにあったのですがもっと早く来るべきでした)短冊には書かず清記用紙に自句を3句書き込みました。
皆さんは短冊を清記用紙に書き込んで居ました。
そこでやっと朝日カルチャーの方がきて私を紹介してくださいました。
再び皆さんにごあいさつでした。
皆さんが清記をしていると杜子男先生がいらして幹事さんのような方から先生に紹介してくださいました。
杜子男先生はお年をめしていて威厳のある方でした。
そして清記が終り清記用紙に番号をふるため1番から12番まで番号を言い選句の為清記用紙が廻されました。
清記用紙に書かれた句(3句から6句)の12枚の内3句の選句です。
大高教室ではこれがコピーされるので手間が一つはぶかれました。
今回は大変でした。
選句と同時に自分のメモ帳(ノートをもっていきませんでした)に全部書き写しました。
皆さんがそうしていたのでまねをしました。
そして選句用紙に3句書き込み披講担当の方に提出です。
披講は当番制のようで今回は私のお隣のかたでした。
提出が終わると皆さんトイレタイムのようで席を立っていきました。
また選句について色々話あっているかたや選句の変更などもするかたもおりました。
いよいよ披講です。
名乗りでお名前をきくのですがさっぱりわかりません。
最後に杜子男先生の選句です。
そして全句を杜子男先生が講評します。
皆さんノートに向って書き込みをしています。
私はそれどころではありません。
メモ用紙がぐちゃぐちゃで選句も何がなにやらわからなくなっていました。
大高教室ではコピーで全て書き込みもできました。
次回はノートを持参しなくては。
講評後自句に対しての講評をくわしく聞こうと質問などもありです。
幹事さんのようなかたから「ヤチ代さんいかがですか」と問われてしまい「圧倒されています」と一言だけ言うのが精一杯でした。
講評のとき杜子男先生のお句のひとつが誰にも選句されなくて「自分では良い句なんだが」と言いちょっと子供っぽさもある一面を垣間見ました。
そのお句


台風の夜の雲白し月白し 杜子男



私の句は勿論一点もはいりませんでした。
杜子男先生の講評は



<景の大きな句だけど・・・弱い>

鰯雲海の端より生まれ出づ 
いわしぐもうみのはしよりうまれいず 
季語・鰯雲(秋)



<ぼくもベランダで煙草をすうけど・・・やすっぽい>

ベランダの銜へ煙草と星月夜 
べらんだのくわえたばことほしずきよ  
季語・星月夜



<台風が来たのかな来るのかな・・・>

台風来家の周囲の小ざつぱり 
たいふうくいえのしゅういのこざっぱり 
季語・台風(秋)



杜子男先生は句の中の言葉や意味がわからないとこれはなんですかと皆さんに問いかけます。
そこがすごく勉強になりまた杜子男先生の素晴らしいところだと感じました。


教室の詳しいことはまだわかりませんがたぶん皆さん何年もこの講座をつづけているのではないでしょうか。
杜子男先生は句を読んだだけで誰の句かがわかるような言い方をしていました。
朝日カルチャーでは季節ごとの募集をしているようですが常連さんがそのまま引き続いて受講しているような気がしました。


終了時間は17時20分ですが17時5分ごろに終了しました。
無駄のない充実した時間を過ごしました。


次回は皆さんのお名前一覧をいただくことになりました。