歌舞伎
2014年10月20日
国立劇場の歌舞伎に夫と行って来ました。
今回は息子夫婦も来て居ました。
演目は「通し狂言 双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)」
序幕・新清水の場
二幕目・堀江角力小屋の場
三幕目・大宝寺町米屋の場、難波芝居裏殺しの場
四幕目・八幡の里引窓の場
出演は松本幸四郎、市川染五郎他。
「角力場」「引窓」の独立した演目で見たことがありますが通しで見るのは初めてです。
「序幕」では染五郎丈の早代わりや宙乗りなどがありわくわくどきどきで楽しめます。
「角力場」は申し分なく面白いです!何回見てもこれは笑えます。私にとって今まで見た歌舞伎のナンバーワンの演目かもしれません。
「三幕目」を見たことによって話の流れがよくわかります。
「引窓」はこれだけで見ると話が解りにくいし暗いのでつい眠くなってしまいますが今回はこんなにいい話だったのかと感動でした。
やはり内容を理解するには通し狂言が一番です。
今回の役の名前が面白かったので書き出しておきます。
長五郎と長吉(相撲取)
与兵衛と与五郎(代官職の息子と豪商の若旦那)
権九郎と郷左衛門(悪役)
吾妻と都(遊女)
ちなみに染五郎丈は与兵衛・与五郎・長吉の三役を勤めました。素晴らしかったです!
しばらくぶりの歌舞伎鑑賞大いに楽しみました。