日曜俳句レッスン


日曜俳句レッスン・第2回


第2回が2014年5月11日にありました。


今日は京王線新宿駅の改札を出て大江戸線新宿駅の改札まで京王モールを歩きました。
「ベーカリー&カフェ tap house」で昼食をして青山に向いました。


NHK文化センター青山教室では時間通り13時に大高先生がお見えになりました。

今回は3名の欠席と新しい人が1名参加の12名でした。

新しい方の自己紹介があり、俳句が始めてとのことで大高先生から句会の大まかな説明がありました。

今日は第2回の句会です。
欠席投句もあり参加者は15名です。
宿題の5句を句会の流れに沿って
一、投句(とうく)※出句(しゅっく)とも言う。
二、清記(せいき)
三、選句(せんく)※互選(ごせん)とも言う。
四、披講(ひこう)・名告り(なのり)・点盛り(てんもり)
五、講評(こうひょう)・合評(がっぴょう)
の手順をふみました。


清記のあと全句をコピーするため時間がかるのでその間
今回は「夏の名句鑑賞」10句の解説がありました。


さて選句結果です。
今回は最悪でした。
ただすくわれたのは大高先生が私の句を1句選句してくださったことと
私が大高先生のお句を1句選句したことでした。


停電の町ことごとく星朧 
ていでんのまちことごとくほしおぼろ 
季語・星朧(春)
1点


プランター畑に見立ててみどりの日 
ぷらんたーはたにみたててみどりのひ 
季語・みどりの日(春)
0点


怠らずアイメイクしてサングラス
おこたらずあいめいくしてさんぐらす 
季語・サングラス(夏)
0点



白玉や贔屓役者を言ひ合へり 
しらたまやひいきやくしゃをいいあえり 
季語・白玉(夏)
1点



栗の花動物の如匂ひけり 
くりのはなどうぶつのごとにおいけり 
季語・栗の花(夏)
0点



選句結果は5点句(1句)4点句(5句)3点句(9句)2点句(13句)の講評・合評がありました。


無季語の句や歴史的仮名遣いの間違いや季重なりや文字の間違いなどもほとんど無視されて選句されました。
講評・合評では無季語と文字の間違いは話題になりましたがその他は誰も何もいいません。
そして無季語の句は大高先生から季語をいれることを課題としての講評がありました。


合評では大高先生から指名され感想をのべるのですがこれが難しいです。
大高先生からは感想を的確に短く述べる事とのアドバイスがありました。


次回は残りの句の講評・合評もするということで今回の用紙を忘れないようにとの連絡で講義は終了しました。
予定時間を今回も30分も超過して3時30分になっていました。


皆さんその後は三々五々の解散ですが私は勇気出して大高先生の本にサインをいただこうと思いました。
ちょうど誰もいなく帰り支度をしていた大高先生にお願いすると快くサインをしてくださいました。
私のボールペンを出すと「万年筆を持っていますからそれで描きますね」と
私の名前を名簿で確認し「句も書き添えますね」と言って少し考えてから「何時も書く句なのですよ」といって

ヤチ代様  夏怒涛ひとりでゆけるところまで  翔

と書いてくださいました。
それを見ていた2、3人の方が同じようにサインをいただく為に並んで居たのに
ケータイ写真俳句のことや大高先生が着ていらした服の話などをしておばさん根性を全開させてしまいました。


今日着た私の服は三宅一生のプリーツプリーズです。

大高先生もプリーツプリーズを着ていらしたので思わず同じですねと言ってしまいました。
大高先生は「私のはもう10年ぐらい前の服です」とおっしゃって私の服を見て「そのようなものもあるんですね」とおっしゃっていました。



句会では最低でしたがおばさん根性で楽しい時間が過ごせました。


次回は5点句を取った方が兼題を決めて5句の宿題がでました。
兼題は「万緑」です。
次回はかんばろう。がんばれるかな・・・