句会を楽しむ


句会を楽しむ・第2回(2014.10.22)


今日は早めに(2時40分ごろ)立川カルチャーに着きました。
しかしもう6名の方がロビーにおりその中の何人かは歳時記や電子辞書を使っています。
今日出す句を短冊に書いています。
私は家で短冊をかいてきたので当番の方にすぐ提出しました。
そのとき名簿をいただきました。全員で11名でした。
3時ごろには10名が集まり杜子男先生もいらっしゃいました。
3時になり10名が教室に入り当番から短冊が配られ清記をします。
提出句は3句なので短冊3枚を清記用紙に記入します。
その際自句を3句まで加えて記入できます。
そして3時20分になり杜子男先生が教室に入られ句会が始まりました。
まず清記用紙の番号を順番に言います。
次に清記用紙が順番にまわされ選句です。
私と杜子男先生は3句だけです。
今回は11名(杜子男先生も含む・欠席1名)60句です。
今回はノートを持参しました。
ダイソーで買った14行の連絡ノートです。

読めない字がありましたが何しろ全句を遅れないようにノートに記入するのが先決です。
全句を書き終え隣の方にわからない字を聞きました。
「枳殻の実」これを聞いたのですが「きこくのみ」といわれても何を言っているのかがわからず何回も聞いてしまいました。
隣の方は「からたち」のことですといわれてやっと解りました。
始めてみる字始めて聞く言葉。勉強になりました。
それから3句の選句です。
選句の終わった方から用紙を当番に渡しトイレタイムです。
当番の方の披講です。
このとき一仕事があります。
自分のところにある清記用紙の句が読まれた場合名のりの後で「はい」と返事をすることです。
そしてその句に○をつけ作者の名前を記入します。
今回は私の清記用紙にかかれた句は選句されませんでしたのでこの作業はありませんでした。
披講が終わると杜子男先生の選句です。
選句は10句でした。この句は◎をつけます。
と同時に皆さんはノートにも同じように記入しているようです。
私も勿論しるしをつけました。
ただまだ名前とお顔が一致しないので名前は記入できませんでした。
続いて杜子男先生の講評です。
このとき先ほどの点もりと名のりの清記用紙が先生の資料になります。
全句の講評です。
ほとんどの句が「出来ています」といわれました。
でももう一歩ふみこんだり他季語の斡旋をしたりするとよりよくなるという講評でした。
何しろレベルが高いです。
その後質問時間ですが皆うなっているばかりでなかなか質問がでません。
又もやヤチ代さんどうですかと言われてしまいました。
時間もあるしこんなチャンスは又とないのだから先生に質問してみたほうがいいですよと両隣の方から励まされずうずうしく自句の添削をお願いしました。
その後2、3の方の質問があり終了時間少し前に終わりました。
今日も無駄の無い充実した時間を過ごしました。



さて今日の句。
勿論0点


豊の秋アダムとイブの太き腰 
とよのあきあだむといぶのふときこし 
季語・豊の秋(秋)


杜子男先生講評
アダムとイブを言わないで作る。全部を言わない。和洋折衷はよくない。
アダムとイブを思わせる例句を詠んでくださいましたが舞い上がっていて忘れました。残念!



秋霖多摩川少し濁りけり 
しゅうりんのたまがわすこしにごりけり
季語・秋霖(秋)


杜子男先生講評
「少し」はいらない・弱い


杜子男先生添削句
秋霖多摩川を見し濁りかな



メビウスの輪に入りたる夜長人 
めびうすのわにはいりたるよながびと 
季語・夜長人(秋)


杜子男先生講評
「入りたる」がわからない
夢中になっていることですと説明しました。


杜子男先生添削句
メビウスの輪に魅入られし夜長人