句会を楽しむ


句会を楽しむ・第4回(2014.12.10)


参加者 11名 60句 3句選 今回の杜子男先生は10句選


1名欠席でした。


では私の句 

今回も1点も入りませんでした。


雪女大江戸線の地下の地下
ゆきおんなおおえどせんのちかのちか 
季語・雪女(冬)


杜子男先生講評
地下の地下がいきていない
雪女は何処にでもでるが・・・
雪女の艶、哀れさ、悲しみなどが出ていない。



父と酌む蕎麦屋清酒十二月 
ちちとのむそばやのせいしゅじゅうにがつ 
季語・十二月(冬)


杜子男先生講評
中七下五は報告。こなれていない。


お仲間から「酌む」があるので「清酒」はもったいないとのアドバイスをいただく。
実は自分でも「酌む・清酒」が気になっていました。推敲不足を反省。


縄張りの中の孤独や冬の鵙 
なわばりのなかのこどくやふゆのもず 
冬の鵙(冬)


杜子男先生講評
「〜の中の孤独」は言い尽くされている。



今日の読めない解らない言葉

川合(かわあい)=川と川とのあう所
酒仙(しゅせん)=酒豪
喉彦(のどひこ)=のどちんこ
揚舟(あげぶね)=水害時に使われ、普段は家の軒下に吊り下げられていたことに由来する。
鼈(すっぽん)
新(さら)=あたらしいこと



帰り際、皆さんに投句を6句にするようにと言われました。
「まだ出せません」と言うと
「先生に見てもらえるのだから遠慮することはないどんどん出せば勉強になるから」といわれました。
それもそうですね。
「では次回から頑張ります」と答えました。
ということは宿題が3句の2倍の6句になってしまいました。さあ大変です。


鷹誌について
鷹誌の中に「俳句」の項目があります。
それは日光集・月光集・推薦・鷹集に分類されています。
鷹集以外は同人の優れた人の句が載っています。
鷹集は上記の同人より下の同人と会員の句が載っています。
投句は1人6句だそうです。6句全部が載ることはないようです。
前回お仲間が載ったと言ったのは鷹集のトップのところでした。
4句掲載され主宰の講評つきでした。