分かち書き及び改行表示について


分かち書き」について「おごおり探検隊」の東藤様に質問のメールをさしあげました。


「おごおり探検隊」七夕企画担当の東藤様
前略
6月2日に数あるブログの中私のブログにお越しくださりありがとうございました。
七夕俳句の投句依頼とのこと、まずは過去の受賞作を拝見いたしました。
そこで気になることを目にいたしました。
受賞作が全て分かち書きになっておりました。
私は俳句を始めて一番最初に俳句は「分かち書きをしない」事と教わりました。
それで私は「俳句を分かち書きにしない」というこだわりをもって俳句を詠んできました。
いままで投句サイトで分かち書きをしているサイトには投句をしていません。
私は自分のブログで「おごおり探検隊」様には投句しないと宣言をいたしました。
しかし分け合って「分かち書き」をしているとしたらその理由が知りたいとメールをさしあげました。
お手数をおかけいたしますが宜しくお願いいたします。


翌日に下記の返事がいただけました。対応の早さにびっくり!


この度は、俳句の表記に関するご指摘ありがとうございました。
専門外の業務に取り組んでいるとは言え、基本的なことを存じ上げていなかったことは誠に汗顔の至りです。
当方の趣旨の一つは、日ごろから俳句に親しんでおられる方のみでなく、学生やファミリーを含めた広い層の方々に俳句を通して「七夕の里おごおり」を知って頂く事です。
俳句に造詣が深い方にはご賛同いただけない部分もあるかと思いますが、実際ご投句頂いた句の半数近くが「分かち書き」で書かれており、ホームページ上でも見やすく表記しております。
ご指摘内容は承知致しましたが、理由は上記の通りです
来年以降の表記については、責任者と協議の上決定したいと存じます。
この度のご質問、重ねてお礼申し上げます。
NPO法人地域インターネットフォーラム
東藤典子


来年はどうなるのでしょうか?
応募は「分かち書きをしない」という条件がでたら考えましょうか。



HNKの「改行表示」について組長に質問をしました。


組長に質問です。「分かち書き」についてです。
「俳句は五七五の間を空けず一行に書く」を私は貫いています。
投句サイトで「分かち書き」で発表されるところには投句しないというこだわりも持っています。
テレビの「HNK俳句」の入選句の表示方法が3行の改行表示になっています。
私はこの表示を「分かち書き」ではないと思って時々投句をしています。
でもこれも「分かち書き」というのでしたら、今後投句を控えようと思うほど「分かち書き」にこだわっている頑固ものです。
3行の改行表示についてお教えください。


組長から下記の丁寧な回答をいただきました。


テレビの三行書きは、画面サイズの都合!というのが正直な理由だと思います。
テレビの俳句番組にかかわる時は必ず「俳句は一行に五七五の間を空けずに書くのが正しい表記です」と主張しますが、多くの場合は「画面が四角いので」という理由で「三行にさせて下さい」と言ってきます。
NHK『俳句王国』の場合は、担当者から「三行書きにするか、二行書きにするか」という確認がきます。
そういう意味では、テレビ側の理由で多行書きにすることに、遠慮深い思いを持って下さってるのかなと思います。
以前、NHK松山局の番組で、縦一行書きにこだわって、強引にやってもらったことがあります。
画面の端に細長く載せたのですが、「視聴者から、見にくいという声も出ているので……」と担当者に泣きつかれ、憮然とした思いで三行書きを許容したこともありました。
このネット俳壇の縦書きを泣く泣く許容しているのと同じで、テレビ俳壇の三行書きもシブシブ許容している、というところです。


NHKでは入選句を縦書きの一行で月刊誌に掲載していますね。


テレビの三行書きに載ることは夢のまた夢ですが今後続けて挑戦してみようと思っています。