俳句ポスト365

  
2014年1月21日 兼題・霜(冬)  選外



俳句ポストの火曜日は「今週のお便り&俳句道場」です。
そのなかで「◆添削という名の杖〜♪」で添削していただきました。



霜の花咲て日の出に散り急ぐ ヤッチー
しものはなさいてひのでにちりいそぐ  


○「日の出に」の「に」が散文臭くなってる原因です。ここもこの助詞の力を借りましょう。助詞「を」には、経過する時間や場所を表す働きがあります。

  【添削例】  霜の花咲て日の出を散り急ぐ


○ついでにもう一つ。「咲て」は、正しくは「咲きて」あるいは(音便を発生させると)「咲いて」となります。どちらを選ぶかで、印象が少し変わりますね。

  【添削例】  霜の花咲きて日の出を散り急ぐ
  【添削例】  霜の花咲いて日の出を散り急ぐ



俳句ポストは第1回目から参加しています。
添削していただいたのは初めてです。
並にも入らなかったのは残念ですが添削していただいてちょっと得した気分になりました。
ありがとうございます。