草の花ネット句会
草の花ネット句会10月 (参加者34名102句)
兼題・新米(秋)
外つ国の娘に送る今年米
とつくにのむすめにおくることしまい
1点
選者・草の花同人会長 鈴木五鈴 入選句 講評
母に送られる、子に送る、等々・・・、といった類想句がいくつかありました。
新米というものは、それほど日本人にとってかけがえのない存在なのでしょう。
送る者の気持ち、送られる者の気持ちが一つになります。
日本人としての至福の思いの象徴が「新米」なのかも知れませんね。
当季・行く秋(秋)
行く秋や白紙の残る御朱印帳
ゆくあきやはくしののこるごしゅいんちょう
3点
当季・菊作り(秋)
菊作り思い起せし祖父の指
きくつくりおもいおこせしそふのゆび
1点
「草の花ネット句会」の10月句会より参加することにしました。
兼題では互選で1点でしたが選者選の入選句になりました。
選者選の兼題入選句は5句で★印が1句、◎が2句、○が2句で私の句は◎をいいただきました。
嬉しい!
当季の句はそれぞれ点が入り嬉しいスタートになりました。